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手形法・小切手法入門

著者:前田 庸
出版社:有斐閣

書籍名:貸し込み(上)、(下)

まるで数学の教科書を読むような感覚の本といえるものです。

法律学が数学に非常に近い学問であることを意識させる本といえます。前田先生が創設された二段階創造説、手形権利移転行為有因論は、数学の世界の「0の発見」に比肩するいわゆる法律学上の「0の発見」といえるのではないでしょうか。

二段階創造説とは、手形の作成・署名よって手形自体は有効に成立するということを前提として、有効に成立した権利の移転は契約等の法律行為により移転するというものであり、この説は過去の有力説であると言われていますが、理論の一貫性と結果の相当性、妥当性が極めてバランスよく保たれている内容となっています。

あるベテラン弁護士のお話によれば、数学が判らない司法試験受験生は、司法試験に合格が困難となる。法律上の要件と法律上の効果の関係は、数学的な理解が必須であるとのことです。 そのお話を聞いて、「手形法・小切手法入門」を読んだときのことを思い出しました。本書は、法律学全体を数学的発想で理解するためのまさに基本となる書籍といえます。

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